水回りリフォームはいくら必要?3点セット・4点セットの費用相場や安く抑えるポイント、注意点を解説

水回りリフォームはいくら必要?3点セット・4点セットの費用相場や安く抑えるポイント、注意点を解説

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「キッチンやお風呂、トイレをリフォームするタイミングはいつ?」

「水回りリフォームをしたいけど、費用の目安はいくらくらい?」

「どうすればリフォーム費用を抑えることができる?」

実は、水回りリフォームはキッチン、浴室(ユニットバス)、トイレ、洗面台をセットで行うとお得になります。

また、まとめて工事することで、コストを抑えながら家全体のデザインを統一できる上に、快適性を高められます

そこで本記事では、水回りリフォーム3点セット・4点セットの費用相場や安く抑えるポイントを解説します。

また、リフォーム時の注意点や補助金制度についても紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。

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水回りリフォーム3点セット・4点セットとは?

水回りセットリフォームとは、住宅の主要な水まわり設備をまとめて改修する工事のことです

生活に欠かせないインフラ設備を一括で更新することで、各設備の耐用年数を揃えることができ、将来的なメンテナンス計画も立てやすくなります。

具体的には、キッチン・浴室・トイレ・洗面台の4つから、予算や必要性に応じて「3点セット」「4点セット」といった組み合わせでリフォームを行います

それぞれの設備には特徴があり、機能性やデザイン性も年々進化しているため、まとめて新しくすることで住まい全体の快適性を大きく向上させることができます。

1.キッチン

キッチンは、調理のしやすさと見た目の美しさを両立させることが重要な空間です。

レイアウトを変更したり配管を移設したりする場合は、工事費用が大きく変動するため注意が必要です

一般的なI型キッチンであれば約70万円から導入できますが、L型や対面型にする場合は100万円以上かかることが多くなります。

最近では、食洗機やタッチレス水栓、収納力の高いキャビネットなどの機能を備えたシステムキッチンが人気です

キッチンは家族が集まる場所でもあるため、使い勝手だけでなく家族とのコミュニケーションがとりやすいレイアウトを選ぶことも大切なポイントとなります。

2.浴室(ユニットバス)

浴室は、快適性と断熱性能を高めることを重視したリフォームが主流となっています。

カビが発生しにくい素材や、省エネ性能の高い保温機能付きユニットバスが増えており、光熱費の削減にもつながります

標準的な1216サイズ(1.2m×1.6m)のユニットバスであれば約80万円から、高機能タイプになると150万円以上かかることもあります。

最新のユニットバスには、自動洗浄機能や浴室暖房乾燥機、ミストサウナなどの快適機能が搭載されたモデルもあり、毎日の入浴がより心地よいものになります

冬場の寒さ対策としても、断熱性の高いユニットバスへの交換は非常に効果的です。

3.トイレ

トイレは、節水型や自動洗浄機能を備えた製品への交換ニーズが高まっています。

古いトイレは1回の洗浄で約13リットルの水を使用していましたが、最新の節水型トイレは約3.8リットルまで削減されており、水道代の大幅な節約につながります

便器本体の交換だけであれば約20万円から可能で、床や壁のクロス張り替えなどの内装工事を含めても30万円程度が目安です。

最近では、自動開閉機能や温水洗浄便座、脱臭機能などが標準装備されたモデルも増えており、衛生面でも快適性でも大きな向上が期待できます

トイレは毎日何度も使う場所だからこそ、快適性への投資価値が高い設備といえます。

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4.洗面台

洗面台は、収納力とデザイン性が重視されるリフォーム箇所です。

鏡の裏側に収納スペースがある三面鏡タイプや、LED照明で顔を明るく照らしてくれる機能付きモデルが人気を集めています

一般的な洗面台であれば約15万円から交換可能で、三面鏡や造作型の洗面台にする場合は30万円以上かかることもあります。

洗面台は朝の身支度に使うだけでなく、洗濯や掃除の際にも活用する場所のため、使い勝手の良さが重要です。

最近では、ボウルが広く水はねしにくい設計のものや、お手入れのしやすい素材を使用した製品も増えており、日々のメンテナンスの負担を軽減できます

水回りリフォーム3点セット・4点セットの費用相場

水回りのリフォームは、単体で依頼するよりもセットでまとめて依頼する方が、総費用を約10〜20%抑えることができます

これは、同時に施工することで職人の手配や設備の搬入費用が一回で済むためです。

また、戸建て住宅とマンションの場合でセットリフォームの費用相場は変わります。

 

リフォーム箇所 戸建ての費用相場 マンションの費用相場
キッチンのみ 70万〜150万円 60万〜130万円
浴室(ユニットバス)のみ 80万〜150万円 70万〜130万円
トイレのみ 20万〜40万円 20万〜35万円
洗面台のみ 15万〜30万円 15万〜25万円
3点セット(キッチン+浴室+トイレ) 250万〜400万円 200万〜350万円
4点セット(キッチン+浴室+トイレ+洗面台) 300万〜450万円 250万〜400万円

 

戸建て住宅では配管の自由度が高い分、工事費用がやや高くなる傾向があります。

一方、マンションは構造上の制約があるものの、配管距離が短いため費用を抑えられることが多いです。

ただし、マンションの場合は管理規約による工事時間の制限や、搬入経路の確認が必要となる点に注意が必要です

水回りセットリフォームのメリット

水回りをセットでリフォームすることには、費用面だけでなく工期や仕上がりの面でも多くのメリットがあります。

ここからは、3つの主要なメリットについて解説します。

1.一括仕入れで費用が安い

設備をまとめて仕入れることで、メーカーからの割引率が高くなり、単価を下げることができます。

リフォーム業者は、複数の設備を同時に発注することでメーカーとの価格交渉が有利になるため、個別に発注する場合よりも5〜15%程度安くなるケースがあります

たとえば、キッチンと浴室を同じメーカーのシリーズで揃えることで、ボリュームディスカウントが適用されることもあります。

また、業者によっては独自の仕入れルートを持っており、セット割引としてさらに価格を下げてくれる場合もあります

このように、一括仕入れによるコストメリットは、水回りセットリフォームの最も大きな魅力の一つです。

2.効率が良く諸経費がカットできる

同時に工事を行うことで、職人を何度も手配する必要がなく、資材の搬入も一度にまとめて行えるため、工期が短縮されて現場監督費や仮設費用も抑えられます

また、個別にリフォームを行う場合は各工事で養生や清掃が必要になりますが、セット工事なら一度の養生で済むため、その分のコストもカットできます。

工期についても、単体リフォームをそれぞれ行う場合に比べて半分程度で完了することも珍しくありません

効率的な工事スケジュールは、施主の負担を減らすだけでなく、トータルコストの削減にも直結します。

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3.トータルコーディネートしやすい

統一感のあるデザインで仕上げることで、住まい全体の印象を一気に変えられます。

セットリフォームのときに同じメーカーのシリーズで揃えれば、カラーや質感を統一でき、洗練された空間を作り出せるためです

たとえば、LIXILの「リデア」シリーズやTOTOの製品ラインナップなどは、水回り設備一式を同じデザインテイストで揃えることが可能です。

バラバラに選んだ設備よりも統一感のある空間の方が、見た目の満足度が高く、将来的に売却や賃貸に出すときのも有利に働きます

デザインの調和がとれた住まいは、暮らす人の満足度を高めるだけでなく、不動産としての価値も高めてくれます。

水回りセットリフォームのデメリット

水回りのセットリフォームには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

パッケージ化されたプランであるがゆえの制約や、工事期間中の生活への影響など、事前に理解しておくべき注意点があります。

1.設備の選択肢が限られる

パッケージ化されたセットプランでは、選べる設備の自由度が制限されることがあります。

セットプランは一定の機種や色を対象としているため、「この機能だけは別メーカーのものにしたい」という希望に応えられない場合があります。

標準仕様以外の設備を希望すると、オプション扱いとなって追加費用が発生することも珍しくありません

たとえば、キッチンは食洗機が人気のメーカーを選びたいけれど、トイレは別のメーカーの最新機能が欲しいという場合、設備のセット割引が適用されなくなる可能性があります。

設備選びにこだわりたい方にとっては、この選択肢の制限がデメリットとなることがあるため、契約前に選べる範囲を確認しておくことが重要です

2.工事範囲が事前に決まってしまう

セットプランでは工事範囲があらかじめ決められているため、追加の要望を出すと別途費用が発生しやすくなります。

既定の範囲外となる配管位置の変更や間取りの変更などは、別工事として見積もられることが一般的です

たとえば、トイレの位置を移動したい、キッチンの壁を取り払って対面式にしたいといった希望がある場合、セットプランの範囲外となり、想定以上の費用がかかってしまうことがあります。

「せっかくリフォームするなら」と工事中に追加要望を出すと、予算オーバーの原因となるため、契約前に標準工事範囲図を書面で確認し、希望する工事内容がすべて含まれているかをチェックしておくことが大切です

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3.リフォーム期間中は自宅に住めない

工事期間中は数日間は水が使えない状態になり、トイレや浴室、キッチンなどが使用できなくなるため、自宅での生活ができません。

一般的に、水回りセットリフォームの工期は3日から7日程度かかり、その間は仮住まいやホテルを利用することが推奨されます

とくに、家族が多い場合や小さな子どもがいる家庭では、生活の場を一時的に移すことは大きな負担となります。

仮住まいの費用も考慮に入れる必要があり、トータルの出費が増える可能性もあるため、工事時期やスケジュールは慎重に計画することが重要です

水回りリフォームを安く抑えるポイント

水回りのリフォームは決して安い買い物ではありませんが、工夫次第で費用を大幅に抑えることが可能です。

ここでは、セットリフォームの活用、設備グレードの見直し、補助金制度の利用という3つの具体的なコスト削減方法をご紹介します。

1.水回りセットリフォームを選ぶ

複数の業者に分けて依頼するよりも、一つの施工会社に一括で任せることで管理コストを軽減でき、全体の費用を抑えられます

また、同じメーカーの製品を選び、同じ施工会社で一括契約することが最も効率的で、先ほど説明したように単体工事の合計額よりも10〜20%程度安くなることが期待できます。

工事スケジュールも一元管理されるため、工期の無駄がなくなり、その分の人件費も削減できます

複数箇所のリフォームを検討しているなら、バラバラに行うよりもまとめて実施する方が、長期的に見てもコストパフォーマンスに優れた選択といえます。

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2.設備のグレードが適切かどうか見直す

高機能なモデルにこだわりすぎないことも、費用を抑える重要なポイントです。

中位グレードの製品でも、耐久性やメーカー保証は十分に備わっている場合が多く、実用面では問題ありません

たとえば、トイレの自動開閉便座やキッチンのタッチレス水栓など、便利ではあるものの必須ではない機能を省くだけで、10万円程度の節約になることもあります。

最上位グレードと中位グレードの価格差は大きいですが、実際の使い勝手に大きな違いがないことも多いため、本当に必要な機能だけを選ぶことで無駄な出費を避けられます。

ショールームで実物を見ながら、家族のライフスタイルに合った適切なグレードを選ぶことがおすすめです

3.補助金制度を最大限に活用する

国や自治体が提供する支援制度を利用することで、実質的な負担を大きく軽減できます。

とくに省エネ性能の高い設備への交換や、バリアフリー対応の工事には、様々な補助金制度が用意されています

代表的な補助金制度として、以下のようなものがあります。

 

補助金制度名 対象となる工事内容 補助金額・上限
子育てエコホーム支援事業 省エネ性能の高い住宅設備(高断熱浴槽・節水トイレ・高効率給湯器など)への交換、断熱改修、バリアフリー改修など 工事内容に応じて最大60万円/戸(既存住宅リフォームの場合は原則20万円前後)
介護保険の住宅改修補助金 手すり設置、段差解消、床材変更、洋式トイレへの交換などのバリアフリー改修 上限20万円/人(自己負担1〜3割)

 

これらの制度は併用できる場合もあるため、リフォーム業者や自治体の窓口に相談して、活用できる補助金を漏れなく申請することが重要です。

 

参照:リフォーム|子育てエコホーム支援事業

参照:介護保険における住宅改修|厚生労働省

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水回りリフォームを依頼するときの注意点

水回りリフォームを成功させるためには、費用や設備選びだけでなく、工事を依頼する際の注意点も押さえておく必要があります。

ここでは、トラブルを避けるための4つの重要なポイントを解説します。

1.追加工事が必要となる可能性もある

リフォーム工事で既存の設備を解体してみて初めて、見えなかった部分の劣化が判明するケースは少なくありません。

たとえば、配管や下地の劣化は、追加費用が発生する主な原因となります

浴室の解体後に土台の木材が腐っていることが発覚し、給排水管の交換や補強工事で10万円から30万円の追加費用が発生することもあります。

こうした予期せぬ出費に備えて、見積もり段階で追加工事の可能性について確認し、予算には余裕を持たせておくことが賢明です。

とくに築20年以上の住宅では、給排水管の腐食やシロアリ被害、床下の腐朽などが進行している可能性が高くなります

2.セットプランの場合は事前に内容を確認する

見積書に含まれていない工事が後から追加請求される事例は決して珍しくありません。

仕様や工事範囲を契約前に明確にしておくことが、トラブルを避けるために非常に重要です。

たとえば、「標準工事には壁紙の張り替えが含まれていない」「既存設備の撤去費用は別途」といったケースがあります

契約前に必ず「標準工事範囲図」を書面で確認し、どこまでが工事に含まれているのか、オプションになる項目は何かを明確にしておきましょう。

また、使用する設備のメーカーや型番、色なども具体的に確認し、認識の相違がないようにすることが大切です

曖昧なまま契約を進めると、後々のトラブルの原因となります。

3.相見積もりをとって優良リフォーム業者に依頼する

複数の業者から見積もりを取ることで、価格と信頼性の両面から最適な業者を見極めることができます。

同じ工事内容でも、業者によって価格差が20〜30%発生することは珍しくありません。

安さだけで選ぶのではなく、見積もり内容の詳細さ、担当者の対応、施工実績、アフターサービスの充実度なども総合的に判断することが重要です

とくに「リショップナビ」のようなリフォーム比較サイトを利用すれば、複数社から一度に見積もりを取ることができ、効率的に比較検討できます。

最低でも3社以上から見積もりを取り、工事内容や保証内容をしっかり比較した上で、最も信頼できる業者を選びましょう。


4.ショールームで実物を確認しないとイメージ通りにならない

カタログの写真では明るく見えた色が実際には暗く感じたり、高級感があると思った素材が思ったよりも安っぽく見えたりすることもあります。

また、照明環境や周囲の壁の色によっても印象は大きく変わるため、必ずショールームで実物を確認することが重要です

LIXIL、TOTO、Panasonicなどの主要メーカーは各地にショールームを展開しており、予約すれば専門スタッフが詳しく説明してくれます。

実際に触れて、水を出して、収納を開けてみることで、カタログだけでは分からない使い勝手も確認できます

家族全員でショールームを訪れ、実物を見ながら最終決定することをおすすめします。

古い家は水回りセットリフォームがおすすめ!

築15年以上の住宅にお住まいの方には、水回り設備を一括で更新するセットリフォームが最も効率的な選択肢となります

同時施工によってコストを削減できるだけでなく、住まい全体の快適性を大きく向上させ、資産価値の維持にもつながります。

老朽化した設備を一新することで、日々の暮らしがより快適になるのはもちろん、将来的に住み替えや売却を検討する際にも有利に働きます。

水回り設備は住宅の中でも特に劣化しやすい部分であり、放置すると大きなトラブルの原因となる可能性もあります

補助金制度を活用すれば実質負担も軽減できるため、設備の寿命を迎える前に、計画的にリフォームを検討することがおすすめです。

信頼できるリフォーム業者に相談し、最適なプランで快適な住まいを実現しましょう。

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