ハウスメーカーと工務店の価格差はいくら?坪単価に差が生まれる理由や選び方のポイント、向いている人を紹介

ハウスメーカーと工務店の価格差はいくら?坪単価に差が生まれる理由や選び方のポイント、向いている人を紹介

2025年12月13日

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「ハウスメーカーと工務店の価格差が1,000万円ってほんと?」

「ハウスメーカーの坪単価が高い理由はなぜ?」

「どっちが自分に向いているの?」

テレビCMでよく見かける大手ハウスメーカーは信頼と実績が豊富で、アフターサービスにも力を入れています。

一方で、評判がよくて施工費用も安く済む地元の工務店への依頼を検討している人も多いでしょう

そこで本記事では、ハウスメーカーと工務店の価格差はいくらくらいなのか、坪単価を交えて解説します。

また、高額な価格差が生まれる理由やハウスメーカーが工務店よりも安くなるケース、価格差以外の選び方のポイント、向いている人の特徴も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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ハウスメーカーと工務店の価格差はいくら?

ハウスメーカーと工務店の価格差は、同じ規模・仕様の住宅を建てる場合、一般的に600万円から2,000万円以上になることも珍しくありません

この価格差は建物の規模や仕様、選択するグレードによって大きく変動します。

坪単価で比較すると、大手ハウスメーカーは坪80万円から120万円程度が相場である一方、地域密着型の工務店は坪50万円から80万円程度となっており、明確な差が存在します

ここからは、それぞれの平均坪単価について詳しく解説します。

大手ハウスメーカーと一般的な工務店の平均坪単価

一般的な工務店の平均坪単価は、約55〜80万円と言われています

また、一般的な30坪の木造戸建ての建築費用は、約1,650〜2,400万円が相場とされることが一般的です。

 

メーカー 坪単価(万円) 30坪参考価格(万円) 構造
積水ハウス 約135~145 約4,050~4,350 木造 / 鉄骨造
大和ハウス工業 約111~121 約3,330~3,630 木造 / 鉄骨造 / RC造
住友林業 約114~124 約3,420~3,720 木造
セキスイハイム(積水化学工業) 約97~107 約2,910~3,210 木造 / 鉄骨造
ヘーベルハウス(旭化成ホームズ) 約124~134 約3,720~4,020 RC造
パナソニック ホームズ 約108~118 約3,240~3,540 鉄骨造
ミサワホーム 約95~105 約2,850~3,150 木造
三井ホーム 約125~135 約3,750~4,050 木造
一条工務店 約80~105 約2,400~3,150 木造

(※上記はあくまで参考値です。正確な数値は各社パンフレットからご確認ください。)

 

積水ハウスや大和ハウス工業、住友林業などのハイグレード商品を展開するハウスメーカーは、地元の工務店と比べて倍近くも坪単価が変わることもあります

コストパフォーマンスを求めている方は、建築プランを比較した上で工務店の見積もりを取ってみることをおすすめします。

▼また、ハウスメーカーの中でも商品のグレードによって坪単価は大きく変動します。各社プランと比較したい方は、一括資料請求がおすすめです。


ハウスメーカーと工務店に価格差が生まれる理由

ハウスメーカーと工務店に価格差が生まれる根本的な理由は、それぞれの特徴や強みが異なるためです。

具体的には、こちらの6つが原因で価格差が生じています。

 

1.多額の研究開発費を投じているため

2.CMなどの宣伝広告費が高額なため

3.下請業社に工事を外注しているため

4.ハイグレード資材・設備が標準仕様のため

5.モデルハウスに人件費・賃料がかかるため

6.アフターサービスに力を入れているため

 

それぞれ解説します。

1.多額の研究開発費を投じているため

大手ハウスメーカーは、耐震性能や断熱性能、省エネ技術などの研究開発に年間数億円から数十億円規模の投資を行っています

この研究開発費は、最終的に住宅の建築費用に反映されるため、工務店と比べて割高感を感じるのです。

例えば、独自の制震システムや高性能断熱材、オリジナルの工法などは、長年の研究開発の成果です。

これらの技術により高品質な住宅を提供できる一方、開発コストの回収が必要となります。

一方で工務店は独自の研究開発を行わず、市場に流通している既存の工法や資材を使用するため、この部分のコストが発生しません

結果として、建築費用を抑えることが可能になります。

2.CMなどの宣伝広告費が高額なため

大手ハウスメーカーはテレビCMや雑誌広告、インターネット広告など、多額の宣伝広告費を投じてブランド力を維持しています。

年間の広告費は大手で数十億円から100億円以上に達することもあり、これも建築費用に上乗せされます

有名タレントを起用したCMや住宅展示場の大規模な宣伝活動により、認知度と信頼性を高めていますが、そのコストは最終的に依頼者が負担する仕組みです。

一方で地域密着型の工務店は、口コミや紹介を中心に営業活動を行うため、宣伝広告費がほとんどかかりません

この差が、坪単価で10万円から20万円程度の違いとして現れることもあります。

3.下請業社に工事を外注しているため

ハウスメーカーの多くは自社で職人を抱えておらず、基礎工事、大工工事、電気工事、設備工事などをすべて下請け業者に外注します。

この外注構造により、元請けとしての管理費用や中間マージンが発生し、建築費用が高くなります

外注する際には、ハウスメーカーが品質管理や工程管理を行うための費用も上乗せされ、さらにハウスメーカーの利益も確保する必要があります。

一方の工務店は、自社で職人を雇用しているケースが多く、直接施工することで中間マージンが発生しません。

特に地域で長く営業している工務店は、熟練の職人を抱えており、コストを抑えながら高品質な施工が可能です

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4.ハイグレード資材・設備が標準仕様のため

ハウスメーカーは差別化戦略として、キッチン、浴室、トイレ、床材、外壁材などにハイグレードな製品を標準仕様として採用しています

これらの設備や資材は高品質である反面、当然ながら価格も高額です。

例えば、標準仕様のキッチンが大手メーカーの最上位グレードに設定されている場合、それだけで100万円から200万円の価格差が生まれます。

設備全体では300万円から500万円の差になることも珍しくありません。

一方で工務店は、標準仕様を中級グレードに設定し、依頼者の希望に応じてグレードを上げ下げできる柔軟性があります

必要最低限の仕様で建築すれば、大幅にコストを削減できます。

5.モデルハウスに人件費・賃料がかかるため

大手ハウスメーカーは、総合住宅展示場に複数のモデルハウスを構えています。

このモデルハウスの建築費、土地賃料、維持管理費、常駐スタッフの人件費などが、年間で1棟あたり数千万円規模になります

全国で数十棟から数百棟のモデルハウスを運営しているハウスメーカーもあり、その総額は膨大です。

これらのコストは最終的に住宅価格に転嫁され、坪単価を押し上げる要因となります。

一方で、工務店は大規模なモデルハウスを持たず、自社の事務所や実際に建てた家を見学してもらうスタイルが一般的です

このため、モデルハウス関連のコストがほとんど発生せず、その分を建築費用の削減に充てられます。

▼「住宅のプロに相談したいけど、モデルハウスに足を運ぶのは営業が煩わしいな…」という方は、まずはオンライン相談からはずめてみるのもおすすめです。


6.アフターサービスに力を入れているため

大手ハウスメーカーは、引き渡し後の定期点検や長期保証、24時間365日のサポート体制など、充実したアフターサービスを提供しています

このサービス提供には、専門スタッフの人件費やコールセンターの運営費など、継続的なコストがかかります。

例えば、30年から60年の長期保証を提供する場合、将来の補修費用を見込んで建築費用に保証料を含める必要があります。

確かに工務店もアフターサービスを提供しますが、大手ほど組織的なサポート体制ではなく、地域密着型の柔軟な対応が中心です

コストは抑えられますが、倒産リスクなども考慮する必要があります。

ハウスメーカーが工務店よりも安くなるケース

ここまで、ハウスメーカーと工務店の価格差について、特に工務店の方が安くなる理由について解説してきました。

一方で、希望する以下の条件によっては、例外的にハウスメーカーの方が安くなる場合もあります。

 

1.オプションでハイグレード資材・設備を選択する

2.フルオーダーで造作家具を多用する

3.有名な建築家に設計を依頼する

 

それぞれ解説します。

1.オプションでハイグレード資材・設備を選択する

工務店で標準仕様からハイグレードな資材や設備にオプション変更する場合、定価に近い価格を請求されることが多く、大幅な費用増となります。

一方、ハウスメーカーは大量発注により設備メーカーと優遇価格で取引している(スケールメリットがある)ため、同じグレードでも割安になります

例えば、最上級グレードのシステムキッチンを選択する場合、工務店では定価の10%引き程度ですが、ハウスメーカーでは30%から40%引きで仕入れられることもあります。

設備や資材にこだわりたい場合は、ハウスメーカーの標準仕様やオプション価格と、工務店でのオプション価格を細かく比較することが重要です

この差が100万円を超えるケースも珍しくはないため、総額で見るとハウスメーカーの方が安くなる可能性があります。

▼どのハウスメーカーがどのグレード商品を標準装備しているのかについては、資料の一括請求で比較すると効率が良いです。


2.フルオーダーで造作家具を多用する

フルオーダーの造作家具を多く取り入れる場合、工務店では職人の手作業による一品物となるため、時間と費用が大きくかかります。

リビングの壁面収納、キッチンカウンター、洗面台、書斎の本棚など、すべてをオーダーメイドにすると数百万円の追加費用が発生します

一方、大手ハウスメーカーは規格化されたセミオーダー家具を豊富に用意しており、ある程度のカスタマイズが可能でありながら量産効果でコストを抑えています。

完全なオーダーメイドではありませんが、費用対効果は高くなります。

造作家具にこだわる場合は、どこまでオーダーメイドが必要かを慎重に検討し、既製品やセミオーダーで代用できる部分は割り切ることで、工務店でも費用を抑えられます

3.有名な建築家に設計を依頼する

デザイン性の高い住宅を希望して有名な建築家や設計事務所に設計を依頼する場合、設計料だけで建築費用の10%から15%、金額にして300万円から500万円以上かかることもあります

さらに、独創的なデザインは施工難易度が高く、工事費用も割高になります。

工務店に建築家の設計図を持ち込んで施工を依頼する場合、特殊な工法や希少な資材の調達に時間とコストがかかり、結果として総費用が膨らみます。

一方でハウスメーカーの中には、著名な建築家やデザイナーと提携して商品化しているプランがあり、設計料込みのパッケージ価格で提供されています

デザイン性を重視しつつコストを抑えたい場合は、このような商品を選択する方が合理的です。

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価格差以外のハウスメーカー・工務店選びのポイント

ハウスメーカーと工務店のどちらにしようか悩んでいる人の多くは「価格差」に目がいきがちですが、実はそれ以上に大事な観点が3つあります。

 

1.デザインや設計の自由度

2.工期の長さと施工スピード

3.対応可能なエリア

 

それぞれ解説します。

1.デザインや設計の自由度

ハウスメーカーは、あらかじめ用意された複数のプランから選択し、一定の範囲内でカスタマイズする方式が一般的です。

間取りや外観デザインの変更には制約があり、完全に自由な設計は難しい場合が多くなります。

一方、工務店は依頼者の要望に応じてゼロから設計できる自由度の高さが魅力です

変形地や狭小地など、特殊な条件の土地でも柔軟に対応でき、唯一無二のオリジナル住宅を実現できます。

デザインや間取りに強いこだわりがある場合は工務店、効率的に標準的な住宅を建てたい場合はハウスメーカーが向いています

自分がどこまで自由度を求めるかを明確にしておきましょう。

2.工期の長さと施工スピード

ハウスメーカーは工場で主要部材をあらかじめ生産し、現場では組み立てる工法を採用しているため、工期が短いのが特徴です。

着工から完成まで3ヶ月から4ヶ月程度で、天候の影響も受けにくく、スケジュール通りに進みやすくなります

一方で工務店は現場での作業が中心となるため、工期は4ヶ月から6ヶ月程度かかります。

職人のスケジュールや天候によって遅れることもあり、柔軟なスケジュール管理が必要です。

入居時期が決まっている場合や、早く新居に住みたい場合はハウスメーカーが有利ですが、時間に余裕があり、丁寧な施工を重視する場合は工務店でも問題ありません

3.対応可能なエリア

大手ハウスメーカーは全国に支店や営業所を持ち、ほぼ全国どこでも対応可能です

転勤の多い方や、将来的に別の地域で建て替える可能性がある場合、同じハウスメーカーに依頼できる安心感があります。

一方で地域密着型の工務店は、対応エリアが限定されており、通常は事務所から車で1時間圏内が目安です。

遠方の土地では対応を断られる場合や、出張費が追加で発生することもあります。

ただし、建築予定地が都市部から離れた地方の場合、地元の工務店の方が土地の特性や気候を理解しており、適切な施工が期待できるというメリットもあります

マイホームの施工を工務店に依頼する場合には、対応エリアを事前に確認しておくことが重要です。

▼気になる工務店がどのエリアに対応しているのか知りたい方は、まず最初に資料請求がおすすめです。


ハウスメーカーと工務店の価格差に関するよくある質問

ここからは、ハウスメーカーと工務店の価格差に関するよくある質問について回答していきます。

1.家づくりでハウスメーカーに向いている人の特徴は?

ハウスメーカーに向いているのは、ブランド力や安心感を重視する人や初めての家づくりで不安が大きい人です

大手企業の信頼性、長期保証、充実したアフターサービスを求める場合、ハウスメーカーが最適です。

また、短い工期で確実に入居したい人や、全国転勤がある会社員にもおすすめです。

工場生産により品質が安定しており、完成イメージが事前に把握しやすいメリットもあります。

さらに、標準仕様でハイグレードな設備や最新の省エネ技術を取り入れたい人、住宅ローン審査で有利になる大手ブランドを希望する人にも適しています

価格よりも安心感や品質を優先する方はハウスメーカーを選ぶべきでしょう。

▼また、「自分は本当にハウスメーカーでいいのだろうか?工務店がなんとなく不安…」と家づくり迷子になっている人は、住宅のプロに相談してみることをおすすめします。


2.家づくりで工務店に向いている人の特徴は?

工務店に向いているのは、コストパフォーマンスを重視し、できるだけ建築費用を抑えたい人です。

同じ仕様であれば工務店の方が数百万円安くなるため、予算に制約がある場合は工務店が有力な選択肢となります

また、設計の自由度を求め、オリジナリティの高い住宅を建てたい人にも最適です。

変形地や狭小地など、特殊な条件の土地を持っている場合、工務店の柔軟な対応力が活きます。

さらに地域密着型の長いつきあいを望む人、職人と直接コミュニケーションを取りながら家づくりを進めたい人にも向いています

工期に余裕があり、じっくりと丁寧な施工を重視する方は工務店を検討してください。

3.複数社に相見積もりをとるおすすめの方法は?

複数社から効率的に見積もりを取るには、まず住宅カタログや資料の一括請求サービスを利用することをおすすめします。

インターネット上で条件を入力するだけで、複数のハウスメーカーや工務店から無料で資料が届きます。

次に、資料を比較検討して候補を3社から5社程度に絞り込んだら、実際に問い合わせて詳細な見積もりを依頼してみましょう

このときに、敷地面積や延床面積、間取り、設備仕様などを同じ条件で揃えて提示することで、正確な比較が可能になります。

また、見積もりを比較する際は、総額だけでなく、本体工事費、付帯工事費、諸費用の内訳を細かく確認しましょう

一社だけが極端に安い項目がある場合は、仕様や範囲が異なる可能性があるため、必ず質問して明確にしてください。

▼すでに気になるハウスメーカーや工務店がある方は、数分の登録で一括資料請求ができるサービスがおすすめです。


ハウスメーカーと工務店は価格差があることが前提で選択することが大切!

ハウスメーカーと工務店には、一般的に600万円から2,000万円以上の価格差が存在します

ただし、価格差だけで判断するのではなく、デザインの自由度、工期、対応エリア、アフターサービスの充実度など、総合的な観点から自分に合った選択をすることが重要です。

ブランド力や安心感、短い工期を重視するならハウスメーカー、コストパフォーマンスや設計の自由度を求めるなら工務店が向いています

まずは複数社から相見積もりを取り、価格と提供されるサービス内容を比較検討しましょう。

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